AYANEOは、AMD Ryzen 5 4500UプロセッサーとRadeon Vega 6グラフィックスを搭載し、7インチのタッチスクリーンディスプレイをゲームコントローラーの間に挟み込んだハンドヘルド型のゲーミングコンピューターです。
AYA Neoは、今年初めにクラウドファンディングで予約を開始し、開発者はこれまでに500台以上を支援者やその他のお客様に出荷してきました。しかし、AYA NeoのIndiegogoページの最新情報によると、これらのお客様の中にはハードウェアの問題に遭遇した方もいらっしゃるようです。AYAのスタッフは、次の生産ロットがより信頼性の高いものになるように努力しています。また、7月7日には、クラウドファンディングの最初の500人の支援者のうち、すでにオリジナルのハードウェアを受け取った人には、無料でアップグレードキットを提供することを発表しました。
クラウドファンディングより、ユーザーから次のようなフィードバックがありました。
ディスプレイの角に接着剤が見える(時間の経過とともに徐々に現れてくる)
ディスプレイの端の周りでバックライトがにじむ
画面の色調整の問題
スピーカーの音が静かすぎる
ファンブレード間の摩擦によるAYANEO背面の温度上昇
ケースの縫い目が粗い
ボタンのラベルの印刷不良
AyaNeo2021では、これらの問題を解決するために、フレームや筐体のモールド、ボタンのデザイン、ディスプレイのカラーキャリブレーションプロファイルなどを改善する予定です。
新しいデザインでは、ケースの上下の継ぎ目をより均一にすることや、ボタンのラベルを塗装ではなく直接金型に入れること、D-Padやコントローラーのボタンを、耐久性や感触の向上、ラベルの色あせを防ぐために新しいものに変更することなどが挙げられます。
またアナログのショルダーボタンの追加、振動モーターのアップデート、新しいスピーカーとケース内のサウンドチャンバーの拡大によるオーディオ体験の向上などを行っています。
AYAは、インテルAX200ワイヤレスカードをMediaTekモジュールに変更しています。これは、どちらが必ずしも優れているというわけではなく、AX200が在庫切れだったためです。その他の変更点としては、アルミフレームや放熱性のアップデートがあります。
AyaNeo2021は現在、おそらく9月中に出荷可能になるでしょう。
AYAは別のアップデートで、AYANEO用のドッキングステーションの開発に取り組んでおり、完成までに2〜3ヵ月かかる見込みであると述べています。ドッキングステーションの完成には2〜3ヵ月かかる見込みですが、3Dプリントしたケースを使った初期のサンプルから、どのような外観になるのか、どのような機能を持つドックになるのか、大まかなイメージをつかんでいただけると思います。
4K 60HzモニターへのHDMI出力に対応し、ギガビットイーサネットポート、2つのUSB Type-Cポート、2つのUSB Type-Aポートを備え、スピーカーやストレージ、キーボードやマウスなどの周辺機器を接続することができます。
また、側面にはSDおよびmicroSDカードリーダーがあり、リムーバブルストレージとして使用できます。また、このドックはパソコンの底面に接続するように設計されているため、パソコンをドッキングした状態でも、Neoの上部にあるUSB-Cポートやヘッドフォンジャックにアクセスすることができます。
※こちらの記事は日本語翻訳したものになります。実際の記事を見たい方はこちらから。
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